樫原湿原

Granscape 大石剛正|2022年9月2日

昨日父の一周忌を終え、いつの間にか弟と共に、この思い出の地に車を走らせていました。

物心ついた頃から植物が大好きだった僕は、
九州の尾瀬と言われる樫原湿原にせがんで連れて行ってもらっていました。
そのころの周りの友達はドッジボールや野球などで遊んでいることが多かったのですが、
僕は朝から夜まで図鑑を見て、その図鑑の植物がそれぞれの然るべき土地で生育していることを確認する作業がたまらなく好きでした。
中でも湿原はその環境が特殊なことから独特な種が多くて大好きでした。
「あんたはホント植物好きだねー」と、
大コーフンで図鑑を見ながら現地で同定している私の横で両親が呆れ顔だったことを今も覚えています。

久しぶりに足を運んだ湿原はあの頃と変わらず、一足早い秋の装いを始めていました。
サワギキョウ、オミナエシ、ミズトンボ、サギソウなどなど、
あの頃ほどの新鮮さは無いものの、やはり大コーフン!!
今度は弟が両親のように「ホント好きだねー」という始末(笑)。

今の仕事の根っこが、まさにここからスタートしたと言っても過言でない思い出の場所にこのタイミングで来たということは、
両親が初心を忘れるなと言っているような・・・。

我が社も20年になりました。初心を忘れずこれからも歩んで行きたいと思います。

writer ライター

Granscape 大石剛正

Granscape 大石剛正

佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。

Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
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Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
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