穀雨 霜止んで苗出ず

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ4月25日から4月29日頃の時期になります。
もう霜も降りなくなり、健やかに苗が育つころ。
種籾が芽吹き、すくすくと、あおあおと伸びていきます。
そして、畦にはよもぎなどの野草も育ち始めます。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なよもぎは薬草としても持ちはやされますが
やなり、この季節には「草餅」の材料として重宝します。
野の香りたっぷりの春の和菓子として、
私たち日本人にはとても親しみのあるお菓子のひとつですね。