東京の農業

こにし あい|2020年9月18日

 東京の農業・・・ピンと来ない方も多いと思います。
私もそのひとりでした。
 東京の野菜・・・小松菜と明日葉、東京おひさまベリー…………
そのほかに、東京都のブランド農産物は、東京うど、梨、キュウイ、シャモ、TOKYO Xなどなど
多種多様な農産物が東京で、生産されていることを知り、驚きました。

 小松菜と油揚げの煮浸し好きの私は、小松菜とは、8代将軍徳川吉宗が鷹狩りに出かけた際、
小松川村で食べた青菜のすまし汁が大層気に入って、小松菜と名付けた話は知っていましたが、
江戸幕府が、脚気や鳥目などのビタミン不足の対策として、生鮮野菜の生産を推進したことは、
初耳でした。
 江戸東京野菜という、在来種、在来農法に由来する伝統野菜が50品目もあるそうです。
亀戸ダイコン、馬込半白キュウリ、馬込三寸ニンジン、寺島ナスなどが市場で見かけやすいそうで、
馬込半白キュウリはぬか漬けに適しているそうです。
そう聞いたら、食べてみたくなる私。
今日は直売所に行ってきます。

東京の農業について知りたいと思ってくださったら・・・。
東京の美味しいもの、農産物の面白いお話、レストラン情報から、直売所情報など、
沢山の情報が載っています。https://tokyogrown.jp/

 「食は農業とは切っても切れない関係である」こと。言われて、深く考えることってありますよね。
NY郊外の農業直結型レストラン:Blue Hill at Stone BarnsのシェフDan Barberの著書
『食の未来のためのフィールドノート 上巻』のこの言葉で、農業について調べるようになりました。
 東京農業の講義に参加して、都市東京の地域特性を活かした東京農業について、
農業振興のための品種開発などの取り組み、最先端の技術を使ったスマート農業のシステム、
そして伝統野菜を守る試みを学びました。
当たり前のことのようで忘れがちなこと・・・「日本の農業を支えることは、
安全な食を求める私たちがやるべきこと」であると深く感じました。
 
写真は、東京スターシルキーホワイト。
ブバルディアらしい可憐な美しさを活かし、
花持ちよく育種された大島で栽培されている新品種です。

writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
カリフォルニア→ミシガン州と期間限定生活を終え、
現在東京暮らし。
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
お散歩を兼ねた食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。