小暑 鷹乃学を習う

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ7月17日から7月21日頃の時期。「たかすなわちわざをならう」と読み、鷹のひなが飛び方を教わり始める頃といわれています。幼い羽に包まれていたひなも、やがては、巣立ちし、自分の力で獲物をとらえ、一人前の鷹と成長していきます。夏の期間は、様々な種類の鳥が巣立ちをする季節でもあり、とくに鷹などの大型の鳥の巣立ちは7月に多いといわれます。
7月20日頃に夏の土用入り、その時期の丑の日が、いわゆる「土用丑の日」と呼ばれており、暑さが厳しい時期ということもあり、
昔から、滋養を取るには最適な栄養たっぷりな「うなぎ」を食す習慣が続いています。万葉集にも夏やせによいことが登場しているほどなので、日本人の夏にはかかせない食材ということなのですね。
今年の夏の土用丑の日は7月27日だそうです。

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