時代の終わり

ケーシー綾子|2020年5月18日

国内でも自粛制限の一部解除が始まりましたね。
命を守るための自粛ですが、各国の様々な業種で経営に影響を及ぼしています。
もちろんコロナ以前の業績悪化もあったと思いますが、
コロナ自粛が追い打ちをかけて経営破綻した企業の報道を知る度に
この会社も?と、寂しく感じている日々でもあります。

先日の15日。
1902年創業の大手アパレル会社、レナウンも幕を閉じました。

レナウン・ワンサカ娘。
ワンポイントの先駆けだったアーノルド・パーマー。
ル・マンで日本が初めて総合優勝したマツダのチャージ号。
ライスボウルにも連続出場していた、
社会人アメリカンフットボールチームのレナウンローバース。

その日はニュースやTwitterなどで懐かしい話題や映像が沢山出ていました。

私もかつて良い時代のレナウンで仕事をした一人。
恵まれた環境。活気のあった当時の人々の笑顔が忘れられません。

朝ドラ「べっぴんさん」の主人公の父親の会社として登場していたのを
楽しみに見ていたことも懐かしく思い出されました。

かつて国内外でアパレル最大手として君臨したこともあったレナウン。
その名前の由来はイギリス皇太子が乗っていた巡洋戦艦「レナウン号」
2020年。昭和の栄光を乗せたその船は長い航海を終えました。

一つの時代の終わりに感慨深くなった日でもありました。

writer ライター
ケーシー綾子
ファッションデザイナー、広告代理店、雑誌&HP編集、国内外のイベントプロデュース等様々なオシゴトを経験。現在はひょっこり授かった娘の育児に奮闘中。アートと自然を巡る旅が大好き。日常や旅先で出会う小さな発見に大感動するハッピーさん。