谷中歩き

こにし あい|2019年8月15日

フランスからお友達家族が遊びに来たので、
観光案内。
都内編の案内予定は、オリンピック会場散策でしたが、彼らのリクエストは、
「足袋がほしい」「蚊遣器・・・」「古民家がみたい」「寺・・・」など、
う〜ん・・・・。行ったことないけど、いい所知ってる。
いざ、谷中へ。
先月から始まった「東京下町探訪」講座で、谷根千について学び始めたので、
よい地図とレア情報を教えてもらっていることを思い出しました。講座のクラスメイトに感謝。

そして、谷中の街の人たちの“おもてなし”にも、感謝。
連れの男の子に、ベイゴマを教えてくれた方。
地図を広げていると仕事の手を止めて声をかけてくれた中華屋さんの店主。
連れの買い物を待っていると、「暑いからどうぞ」と向かいの店舗から声をかけてくれた鞄屋さんの若い店員さん。
「赤穂浪士」の説明に困っていると、色々教えて下さった知識の幅の広いおじさん。

谷中は、伝統的な下町文化を今に残す都市的・建築的な諸要素の魅力がありました。そして、
そこに暮らす方の支える習慣・下町文化がつよく印象に残っています。

旅の思い出は、風景や経験、そして出会った人たちによって、幾重にも深くなっていきます。
彼らに、特に子ども達に、この時間がどのように残るのだろう。と、帰途考えていました。
私は小さい頃は写真集を見て、見たことのない地に想像の旅にでかけていました。
自分の足で旅するようになって何十年。
旅した思い出を振り返る時、笑みが蘇るのは、
人との出会いのエピソード。
谷中での、心温まる情景、彼らの中にも残りますように。

writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
カリフォルニア→ミシガン州と期間限定生活を終え、
現在東京暮らし。
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
お散歩を兼ねた食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。