雨続きの9月でしたが
ようやく秋らしい空気に変わって来ました。
そうなると、家仕事も増えてきます。
衣替えや寝具も冬物へ入替えとなり、
クローゼットや押入れの整理が待っています。
そして、台所もそれなりの衣替えがあります。
器やお鍋類は季節を問わず使っているので
そんなに出し入れする必要ないのですが、
半年毎に仕込みをする保存食や、糠床などは
冬仕様に衣替えです。
夏場は痛みやすいので唐辛子や塩を強めにしますが
冬場はそこまで強くする必要がないので調整するのです。
そして、そろそろ夏野菜ともお別れで
糠床の主役は秋から冬野菜へとバトンタッチです。
大好きな茗荷もそろそろおしまいかな?と思いながら
しみじみと糠を混ぜる時間が私は大好きです。
そして、この時期に剪定するのがいいと聞いて
毎年収穫するのが我が家の月桂樹の葉。
長く伸びた枝には沢山の葉が付いているので
一枚一枚丁寧に切りとり、天日干しします。
お天気さえよければ2.3日でパリパリに乾燥して
いい香りが漂い、これをまた瓶に詰める作業も好きなことのひとつ。
欧米ではベイリーフ、ローリエと言いますが
この月桂樹の香りも大好きなので、
これからの季節に大活躍の洋風のお鍋や魚のホイル焼きなどには
欠かさず入れて香りを楽しんでいます。
衣替えはけっこう大変な仕事ですが
台所の衣替えは、自分と向き合ういい時間になっています。
writer ライター
kinako
上品倶楽部の手仕事や食に関するページを
お手伝いしています。
昔から、料理好きな母を見て育ったせいか
食べることには時間や手間を惜しみたくない。
それは料理だけでなく、空間や道具も大事。
それらのことを色々と物色するのが好きな中年女子です。
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昔から、料理好きな母を見て育ったせいか
食べることには時間や手間を惜しみたくない。
それは料理だけでなく、空間や道具も大事。
それらのことを色々と物色するのが好きな中年女子です。