ひとくちに「なまこ」と言っても
ま、見てくれはかなりグロテスクですが
食材としてみると、結構奥が深いのですよね。
高級珍味として登場する「コノワタ」はナマコの腸で、
卵巣は「クチコ」として美味しいお酒のアテとして人気です。
私も大好きな珍味のひとつ。
で、なまこの種類も
青なまこ、黒なまこ、赤なまこがあり、
中華料理で使われている乾燥したなまこは
黒なまこを乾燥したものを戻して、干しあわびと同じくらい
重宝されている食材ですね。
大好きな「なまこ酢」で頂くには
青なまこ、赤なまこがそれぞれ使われていますが
私は赤なまこの食感が好きなので、こちらで作る事がほとんど。
そして、
中国古代医学の名著『五雑俎』に記されているのを聞きかじったのですが、
「腎を補い、精を益し、人体の陽気を強壮にし、肢体と筋肉の弛緩、脱力を治療する」なのだとか・・・
コラーゲンやコンドロイチンを含み、ビタミンB、ビタミンE、鉄、亜鉛などのカルシウムも
とても豊富なところから、別名「海の朝鮮人参」とも呼ばれているそうです。
おそらくこの一年も食いしん坊のアンテナは張り巡らすことになりそうです。
writer ライター
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kinako
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お手伝いしています。
昔から、料理好きな母を見て育ったせいか
食べることには時間や手間を惜しみたくない。
それは料理だけでなく、空間や道具も大事。
それらのことを色々と物色するのが好きな中年女子です。
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