つばき「まどか」

Granscape 大石剛正|2025年3月16日

江戸時代は多くの文化が花開いた時期でもありました。
園芸もそう。

マニアがこれでもかというくらいの品種を作出しました。

桜、オモト、ツツジ、朝顔、菊、梅、カエデ、花菖蒲などなど、
その中で椿は室町時代から鑑賞の対象となり、
茶の湯の発展とともに茶花として用いられ、
江戸時代には天皇、将軍、武士、そして庶民まで広く愛好され、多くの品種が生まれました。

また幕末には遠く西欧にも広まり、ヨーロッパを中心とした一大ブームを巻き起こしました。

現在は日本だけでもおよそ2000種類、世界では6000種以上の品種が存在しています。
これらの椿のうち、異色中の異色はまどかでしょう。

葉芸と呼ばれる様々な形の葉が出るさまは、植物の不思議さを感じます。
なぜなら一つの株にお椀のような葉やヘラのような葉、筒状の葉が混在するのですから。
また花は開花する前に落ちてしまうことも多いらしく、まどかは葉を鑑賞するための種であったようです。

今回は結局お客さんの所に納めることはなかったものの、
先人の思いが詰まったこの椿を、この機会に大切に自宅で育てていきたいと思います。

writer ライター

Granscape 大石剛正

Granscape 大石剛正

佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。

Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
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Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
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