2025年の抱負は。不意に聞かれて浮かんだ答えは‥
「健康的な食事を心掛けたいと思う」
そんな思いの私が年の初めの一月に食べたいのは、去年と同じ参鶏湯です。
去年との違いと言うと、ちょくちょく食べたいと思っていること。
そこで、滋養のある食材と漢方を組み合わせることが重要な薬膳料理である参鶏湯の型から外れてはしまいますが、
この一年は、滋養のある季節の食材で「風」を作ってみようと、考えました。
先日は、蓮根を入れてシャキシャキ食感と柚子の香りの参鶏湯風。
きょうは
小寒(七十二候)の時期で、蕪。
ベースの鶏、もち米、長葱、生姜、くこのみと栗に蕪を加えた参鶏湯風
薬膳の教えでは、お腹を温めてくれる蕪。
ことこと煮すぎて姿がなくなってしまいましたが、スーッと喉を通る甘味は蕪の味。
存在を確認。胃腸も安まりました。
年末年始は四年ぶりに家族が日本で揃い、食べてほしいものいっぱい用意したら、
肝心のお節料理は力尽きてしまい省略。年越し蕎麦とお雑煮で済ませてしまい、
少し後悔と反省。。。それが、今年の抱負に繋がったのかも。
writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。