お雑煮たべくらべ会

こにし あい|2024年12月3日

日本の素晴らしいところ。

私が一番に思うのは、季節の行事やお祭りなどに、特別な料理を食べる慣わしがあること。
季節行事にまつわる食べものには、しつらえやしきたりがあり、
食材の効能(働き)や季節に相応しいものを身体に取り入れることで、
心身の健康を願い、幸せや繁栄を祈ります。

お雑煮は、日本各地でその土地ならではの作り方や具材に特徴があり、
餅は丸餅か角餅を焼く、煮ると調理法が異なるようです。
出汁さえ、すまし汁、みそ汁、小豆汁などなど。。。
調べれば調べるほど、お雑煮の世界は深く魅了的です。

先月、茅乃舎東京ミッドタウン店にて、「お雑煮という奇跡」お雑煮たべくらべの会に伺いました。
江戸、京風、博多、青森「けの汁」、能登の5種類の異なる地域のお雑煮を茅乃舎風にアレンジしたそうです。
漆椀に美しく盛り付けられたお雑煮は、一つひとつから出汁の豊かな香りが立ち、
見てるだけでもワクワク、ドキドキ。それぞれの味を堪能しました。

お雑煮すごい。
なんとも贅沢な機会。来年も企画されますように。。。

私の実家は愛知県のお雑煮で、醤油風味のすまし汁に角餅、餅菜です。
食いしん坊の私のお雑煮は、江戸雑煮風で具沢山。鰹と昆布の出し汁に塩と醤油で味付け
鶏団子、椎茸、人参、大根、青菜は小松菜を使います。焼いた海老を入れることも。
海外でお正月を迎える時もそれなりに。作っていましたよ。


*2022年モスクワでのお雑煮

お雑煮は日本の風習として連綿に受け継がれています。
食べ物に感謝し、大切にいただくことを心に留めて次の年も過ごしたいと思います。

writer ライター

こにし あい

こにし あい

さる年生まれ
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。
writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。
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