アサギマダラ

ケーシー綾子|2024年10月13日

先月の連休。軽井沢に行ってきました。
野鳥や蝶や自然を感じたいねと何気なく軽井沢に行こうと思い立ったのですが、
調べると「蝶の楽園」という場所があり、
9月~10月初旬ごろに海を超えて旅をする渡り鳥のような渡り蝶の「アサギマダラ」が飛来するというのを知りました。
ぴったりのタイミングだったこともあり行ってきました。

蝶が大好きな我が家(特に娘)。
アサギマダラは以前、上高地で見たのが最後でした。
「蝶の楽園」は、軽井沢アサギマダラの会の発起人の方が土地を提供されてできたようです。
入園料はなく、カードに記名をするようでした。
私たち家族だけだったので最初はちょっと心細かったのですが、
数種類の花々が咲いていて、早速ヒョウモン蝶や蜂などの他、
楽しそうに蜜を吸いに飛び交っている虫たちが目に入ってきたので、そんなこともすぐに忘れていました。

アサギマダラの好むフジバカマの花はどこかな?アサギマダラに会えるかな?と、
探していたら奥の方から「いた!」と嬉しそうな娘の声。
ワクワクしながら娘のいる方へ向かうと。。。大きなアサギマダラがいました!

フジバカマの花の蜜を求めてひらひらと舞っていたり、吸蜜していたり。
はっきりとした黒い縁取りのまだら模様の前翅、褐色の後翅。
スマホで簡単に撮った写真なので色がくっきりと写せず残念ですが、
白っぽい部分は半透明で水色のような淡い青紫がかった色がとても美しいのです。
アサギマダラの「浅葱」色は平安時代からその名が見られる日本古来の伝統色。
アサギマダラの名前の由来でもあります。
また、頭や胴体はくっきりとした白黒の水玉模様で、
草間彌生の世界を彷彿とさせてくれるのも楽しいポイントです。
滞在中に3頭のアサギマダラを見ることができました。

ひらひらと浮遊するような優雅な姿はいつまででも愛でていられます。
ここから南下し、更なる旅に向かうのです。
迷わず、無事に目的地まで安全に着きますようにと母心が湧いてきます(笑)

連休だった為、軽井沢はやや混んでいましたが、
野鳥を見ようと森を散策してアカゲラやコゲラを見たり、
ピクニックでまったりしながら「この指と~まれ」と空中に人差し指を突き出したら赤トンボが娘の指に止まり、
何度もトライするのを笑って見てたりと、スローな時間をたっぷり過ごした連休でした。

「蝶の楽園」では、6月末~7月に蛍も見れるようです。次回は蛍に会いたいな。

writer ライター

ケーシー綾子

ケーシー綾子

ファッションデザイナー、広告代理店、雑誌&HP編集、国内外のイベントプロデュース等様々なオシゴトを経験。現在はひょっこり授かった娘の育児に奮闘中。アートと自然を巡る旅が大好き。日常や旅先で出会う小さな発見に大感動するハッピーさん。
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ケーシー綾子
ファッションデザイナー、広告代理店、雑誌&HP編集、国内外のイベントプロデュース等様々なオシゴトを経験。現在はひょっこり授かった娘の育児に奮闘中。アートと自然を巡る旅が大好き。日常や旅先で出会う小さな発見に大感動するハッピーさん。
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