処暑 綿柎開く

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ8月23日から8月27日頃の時期になります。綿の実の萼が開き、綿花がのぞく頃合い。昔は、この時期を目安にして、綿毛をほぐし、綿の糸をつむぎました。綿は7月~9月に開花し柔らかなクリーム色の花を咲かせます。その花が終わり、顔を出すのがふわふわとした綿花です。
この時期に出回る果実に「すだち」があります。程よい酸味と爽やかな香りで
様々なお料理に活躍しています。また、ビタミンCやクエン酸が豊富なので疲労回復やかぜ予防にも役立つ果実です。

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