建築ツアーその2

Granscape 大石剛正|2024年6月21日

GW明けの週末、恒例の建築ツアーに参加しました。
最初の頃は保存すべき旧い建物を見て回ることが多かったものの、
最近はデザイン性や話題性が高い建物も見るようになり幅が広がってきました。
今回は再開発著しい麻布台、虎ノ門エリアです。

まずは集合場所の麻布台ヒルズ。
オープン直後開店していない店舗も多く、歯抜け感があったこの場所も半年が経ち、
ショップもほぼすべて開店し、植栽もだいぶん落ち着いてきました。

こちらの全体設計は今最も旬なデザイン事務所、ヘザウイッグスタジオが手掛けています。
ヘザウイッグといえば「人の心に共感する、魂がこもった建築」をモットーとする、
英国出身の、かのコンラン卿から現代のダ・ビンチを称された気鋭の3Dデザイナーです。

圧倒されるスケール大きさ、細かいおさまりの美しさ、
多様性に満ちた植栽を見ていると、この事務所のこだわりがビシビシ伝わってきます。

その対面の宗教建築も存在感がすごい!
かの昔デュラン・デュランのサイモンルボンが惚れ込み、
設計者にレジデンスのデザインを依頼したらしいとのこと。
このデザイン、時代を超越した感があります。

ホテルオークラも大倉集古館とホテルの建物の対比がなんとも東京的です。
しかしながら無機的すぎる建物に、
もうちょっとどうにかなったのでは?と麻布台ヒルズを見た後には感じますね。

他にもたくさん見たのですがこの辺で・・・。

今まで生活の中で何気なく見てきた建物それぞれにストーリーがあって
建築家の思いがあることをこの会を通して知ることができました。
いつもアレンジしてくださる易さん、本当にありがとうございます。

writer ライター

Granscape 大石剛正

Granscape 大石剛正

佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。

Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
writer ライター
Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。

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http://www.granscape.com/
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