近所のドッグランで懇意にして頂いているご夫妻が
山中湖に別宅を作られたということでプランのご依頼をいただきました。
こちらの庭を作るに当たって最初に必要だったのは鹿よけのフェンス。
そして鹿が食べない植物を調べること。
未だかつて、獣のことを考えてプランを作ったことはなかったのですが、
調べていくうち思いもよらない植物に毒があることがわかり、
今回は引き出しが増える良い経験となりました。
今年は夏が暑すぎて芝生を貼るタイミングを図ることが非常に難しく、
秋の到来と同時に作業を行いました。
芝は生物(なまもの)、農地から切り出したら時間を置かず、
すぐ貼ることが活着率の高さに繋がります。
今回も日曜の朝到着した瑞々しい芝生を目の前にして、明日施工予定だったところを、
お客さんの方から「私達も手伝いますから、もうこのままやっちゃいましょう!!」ということばが!!
雨がぱらつき出して、本降りになる前に貼り終えるかドキドキしながらほぼ半日で貼り終えました。
貼り終えると達成感でもうみんなウットリ・・・。
庭の仕事で劇的な変化のタイミングは植栽が入る時ですが、
中でも芝生が入ると雰囲気が大きく変わります。
庭の仕事の中で一番楽しい部分といったところでしょうか。
お話を頂いてから約半年、やっと完成の姿が見えてきました。
writer ライター
Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
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