7月の終わり、札幌を訪れました。
今年は北海道も暑いらしく、この日も最高温度33度!
でも東京と比べると3度低く、湿度も抑えめで、
東京と比較するといくらか涼しめではあります。
ミッションが終わり北区屯田6条の周辺を散策しているとまず目につくのが創成川です。
この人工の川は中島公園からスタートしており、
流下に伴い徐々に川幅も広くなり、屯田6条付近になると大分大きな流れとなります。
川の護岸のために植えられたと思われるポプラや柳は台風の影響を受けないため大きくそびえ立ち、
その雰囲気はどこか欧米を思わせる雰囲気があります。
その創成川沿いには自然石のストリートファニチャーやクライミング遊具など、
きれいに整備された緑地が点在し、ゆったりとした都市の景観を形作っています。
また暗渠となった旧河川の上も遊歩道として整備され、
ライラックやナナカマド、トネリコやダケカンバなど、北国の植栽を見ることができ、
その足元には植えられたのか種が飛んできてたまたま咲いたのか、
様々な宿根草を見ることができます。
北海道のその雄大な景色に育まれたランドスケープはどれものびのびとして、
また植物はビビッドな色合いのものが多く、
制約が多い都内のプロジェクトとは異なった視点で考えられた計画に、とても良い刺激を受けました。
writer ライター
Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
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