いつかも日記に綴った事があると思うのですが
今年も、八重咲のどくだみの花が咲きました。

夫の実家の庭に咲いているのを見つけて
株分けしてもらったもの。
かれこれ10年は経つでしょうか。

どくだみはとても強い草花です。
台風の大雨で根腐れするのでは？とか、
猛暑でほとんど葉が枯れてしまったあとでも
すくすくと新しい葉が茂り
この季節には白くてきれいな花を咲かせます。

NHKの連続テレビでご存知の
植物学者の牧野富太郎氏もきっと、八重咲のどくだみの研究はされたと思います。

どくだみ特有の臭いは嫌いな人が多いと思いますが、
良く洗って乾燥させて、それを煎じると、以外にも臭いはなくなり
むしろ爽やかな香りがして、私は大好きなのですが
どうしても先入観があって、なかなか口にすることは難しいかもしれませんね。

しかし、むかしから、「十薬（ジュウヤク）」と言われ、民間療法で重宝されてきた薬草なのです。

解毒やむくみ解消、便秘解消のなどに効果が期待できると言われていて、
殺菌作用があり、昔は火傷や化膿、傷の治療に用いられていたそうです。
肌にも嬉しい効果があり、肌荒れの原因となる細菌の働きを抑制するとも言われ
ニキビや吹き出物を防止する効果があるとか。

身の回りには、まだまだ知らない草花があり
その特色や役割を知ると見方が変わってきますね。

これを機に少し草花の事を調べてみようかな。