白のお菊さん。
立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花。
これ元々は、漢方の生薬の用い方を例えたものらしいですよ。
芍薬、菊、牡丹、、
金銀糸の鮮やかな刺繍の花々が美しい色打掛の花嫁に、髪飾りを制作させて頂きました。
手染めならではの発色と質感の合わせ。
お式に向けての最終小物衣装合わせで鎌倉へ。
花嫁との打ち合わせやメールでのやりとりを続けながら、
ようやく仕上がった髪飾とお衣装を初めて合わせる日。
花嫁の個性はもちろん、ご希望もお衣装も式場も千差万別、十人十色。
お衣装の艶やかな質感、色合い、全体のバランスを合わせることの難しさ。
お気持ち含めてすべてに寄り添えるよう大げさでなく自分の全部以上で毎回のぞみます。
花嫁にとっては生涯一度( か二度くらい)の最幸のハレの日ですもの。
この日、髪飾りを付けさせてもらった花嫁の笑顔が、まさに可憐で美しい花のようでした。
八幡様にお2人の幸せとお式のご盛況をお祈りして帰りました。
writer ライター
feltico 麻生順子
ハンドメイド・フェルト作家。
公園のそば在住。
いつか海辺で暮らすことを夢見ながら、
羊毛からバッグやアクセサリーを作っています。
「フェルティコ」は「フェルトの子」という意味の造語。
クーラーもストーブも使わず過ごせる季節が好き。
felticoのホームページ
http://www.feltico.net/
公園のそば在住。
いつか海辺で暮らすことを夢見ながら、
羊毛からバッグやアクセサリーを作っています。
「フェルティコ」は「フェルトの子」という意味の造語。
クーラーもストーブも使わず過ごせる季節が好き。
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