少し変わったのかな
20代の頃、イギリスで
アンテックの買い付けを手伝っていたことがあります。
ロンドンで開催される何軒ものマーケットを回り、地方の店を訪ねていました。
日が昇る前に到着し、眠気覚ましに湯気が立ち上がる甘めのミルクティを飲みながら、
準備が整うのを待ったことを思い出します。
その経験は、30代のアメリカで活かすことができ、物選びには拘っていました。
そして今、わたしは、モスクワのお土産市や物産展など
マーケットでのお買い物は遊び心いっぱい。
時々、陶器の絵付けなどは眼鏡をかけ、眉を寄せて真剣に見てしまう時もあるけれど、
家族が言うには、以前と趣向の違うものを選んでいるそうです。
その代表が、マトリョーシカ。
ロシアと言えば、マトリョーシカだから集めたくなるのは当たり前…。
いやいや、少し前まで全然興味なかったのです。
一変、食品マーケットの買い物は真面目。
数字(値段)が聞き取れない私ですが、お店の人と問答をして買い物しています。
まだまだ、翻訳機が頼りですが、食材選びは、何でもいいとは考えられなくて、
買うまでにすごく時間がかかっています。
近くにヨーロッパのオーガニック認証をもつ生産者の店を見つけたので、
少しずつ試していき、こちらの食材について学んでいきたいと思っています。
のんびりは変わっていないかも・・・。
写真;
・ロシアも12支神獣信仰、寅を模したものが手に入ります
・バザールで演奏する方達 地方ごとのブースがあり踊りや歌も披露されていました。
・ムーミンとスヌーピー以外のキャラクターデザインはNGだった私が、
集めている絵本『ワニのゲーナ』に出てくるマトリョーシカとオルゴール付き宇宙飛行士
writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。