寒露 鴻雁来たる

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ10月8日から10月12日頃の時期になります。
雁が北から渡って来る頃。雁は大型の渡り鳥で、十羽ほどの一群が編隊を組むように飛ぶことで知られています。
その年初めて訪れる雁を初雁、水辺に降りる時の様子を落雁と言います。
食卓では、この頃から本格的なキノコのシーズンになってきます。特に、ほんしめじは旬を向かえます。
「香りまつたけ、味しめじ」と言われますが、よく出回っているぶなしめじではなく、
本当に茸の旨みを強く感じさせてくれるのはほんしめじです。

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