白露 玄鳥去る

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ9月17日から9月21日頃の時期になります。
春先に庭先に訪れたつばめが、南へと渡っていきます。つばめは昔から害虫を食べてくれる益鳥として、農村では大切にされてきました。子育てを終えて、秋風とともに南へと旅立つ小さな渡り鳥たちと、来年までしばしのお別れです。そして着物の世界もそろそろ夏物から秋物、冬物へと移る時期です。お天気のいい風通しのいい日を見計らって虫干しをしたり、シミ抜きをしたりするのもこの頃。本格的な「袷」着物を出すのももうすぐです。

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