白露 草露白し

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ9月7日から9月11日頃の時期になります。
草についた朝露が、白く光って見える頃。次第に朝夕の涼しさが際立ち、大気も冷えてきます。
ようやく残暑も引いていき、秋らしい気候に変化してくる頃合いです。
そして、日本の四季を彩る行事である5節句の「重陽」もこの時期です。
9月9日の重陽の日には、菊の薬効が長寿や健康にいいとされていて、
昔から菊の花びらを浮かべた菊酒を楽しんできました。