季節は9月。本来なら朝夕涼しくなりしのぎやすくなるはずですが、ここ数年前から9月はまだ夏のままです。
ファッション業界も秋服のカテゴリーが難しくなってきたと言う声を聞きました。
草花の世界でも、ちょっとした変化を感じる事がありますが、多少の時期のずれはあるものの、その季節ごとの花を咲かせてくれています。
さて、今回の花あしらいは、まだ残暑厳しい時期ですので、少しでも気分が涼しくなるように、見た目に涼し気な緑の植物をご紹介したいと思います。
ご存知の方も多いかと思いますが、ちょっとめずらしい形がチャーミングな「ククミス」です。
ウリ科キュウリ属のユニークな実物で、つるつるしているものや、モフモフしていたり、ちょっとトゲのような手触りのものなど、いろんな種類があります。
アフリカ熱帯地域が原産地とされているククミス。
マイクロキュウリという品種は2cm前後の小さな楕円形でメロンやキュウリに似た縞模様の果実で、爽やかな柑橘系の香りがして欧米ではピクルスやサラダにしているとか。
ガラスの器に入れてテーブルに飾るだけで、なんだか食卓やリビングが明るく、それでいて涼やかな雰囲気になります。
残暑厳しい9月のお部屋にお勧めの花あしらいです。