夏になると飲みたくなるお酒があります。 それは、「モヒート」。
ロンググラスの中でミントの葉とソーダの泡が爽やかさを演出してくれる1杯。
このモヒートを好んで飲んでいたと言われるのが文豪アーネスト・ヘミングウェイです。
ヘミングウェイは人生の後半の20年以上をキューバで暮らしました。
その地であの名作、「老人と海」や「誰がために鐘は鳴る」などが生まれたと言うのは、多くの方がご存知のはず。
とてもお酒が強く、大好きだったヘミングウェイは、キューバの首都、ハバナにお気に入りのバーがいくつかあり、毎日のように通っていたようなのですが、その代表的なお店が「ボデギータ」と、「ラ・フロリディータ」です。
『我がモヒートはボデギータにて、我がダイキリはフロリディータにて』という言葉が残っているように、モヒートとダイキリはそれぞれに、大のお気に入りのバーで飲んでいたということがわかります。
夏の太陽に似合うモヒートですが、出来れば夕暮れの海や高原のウッドデッキで本を片手にのんびりとした時間と共に楽しみたいものです。
ヘミングウェイのようにモヒートを楽しむため、ミントをベランダで栽培するのも大人の楽しみかもしれません。
《材料》
・ホワイト・ラム 45ml
(ハバナ・クラブがお薦め)
・レモン 1/2個
・シュガーシロップ ティースプーン2
(お好みで調整)
・ミント 茎ごと大量
・ソーダ お好みで