少し前から、
アンティークリネンのクロスを集め始めました。
ブームなので、アンティークショップや蚤の市で探しても
とても高価で手が出なくて、、
こうなったらパリへ何十年ぶりかの買い付けに行きたい気分でいました。
そんななか、新型コロナウイルスが世界を襲い、
本来通販をされないお店との良い出会いがあったのです。
100年以上の時を越え、海を越えて、
ここにやってきてくれた美しい手仕事の施されたクロス数点。
悩みに悩んで決めた数点はかなり状態が良く感激でしたが、
無添加の石鹸で丁寧にお洗濯するとさらに真っ白に生まれ変わりました。
その中の一枚、円形のお花模様のテーブルクロスは、ぷっくりとした
刺繍が優しくて、可愛らしく、どんな方がどんな生活の中で作ったのだろうか
想像しながら、ずっとずっと眺めて、よし、と思うまで待ちました。
そして、先日、小さなものを作ってみることに。
裁断の時には、もう、祈るような気持ち。
気が変わらないうちに、カッターを入れて潔く縫製に取り掛かり、
仕上がった巾着2つ。
今は、ひもの質にこだわってしまい、悩み中。
この2つは手放すこととなりそうですが、
このリメイク的クリエーションは、長年の夢でした。
少し叶って、とても楽しかったので、ささやかに続けて行きたいと
思っています。
writer ライター
LM
モード評論、アパレルMDを経て独立。
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/