コロナで移動を控えなければと思ってはいるものの、仕事ともなればそうも言っておられず、今回は2泊3日で鹿児島にやってきました。目的はプロジェクトで使用する樹木のチェックです。
前回はおよそ3年前、台風の傷跡があちらこちらでみられ、痛々しい樹木が多くあったのですが、今回はそれから台風の影響も受けなかったようで、完全に復活していました。
11月だというのに25℃もあって、どっか海外の島に来たような錯覚を覚えます。
いつも思うのですが、南国由来の常緑樹は東京と別の姿をなしていることが多く、特に鹿児島などは冬の寒さの影響が少ないせいか、実に伸び伸びした形で生育しています。
逆に落葉樹は目立たない存在で、東京あたりで大きくなるケヤキ、エゴノキ、ヤマボウシなどは生育があまり良くありません。
温暖化とは言うものの、ネイティブな気候下での常緑樹の本来の形を知る、今回の材料検査はとても良い機会となりました。