光合成

早坂 誠|2020年8月17日


6CO₂+12H₂O+光エネルギー → C₆H₁₂O₆+6HO₂+6O₂ 

私は単に生き物が好きで、水草レイアウトを仕事の軸としている。

よって、相手がお客様であることが主であり学術的な説明と知識は

入口程度で済んでいた、さらに学ぶ時間があれば、手を動かして

物を作る仕事に充てるほうが会社のためだと思っている。

ところが、近年は教える機会ができたことにより、入口程度から

さらに奥へ進むことが必要になった。

しかし、教えることの求められている本質は、机上の知識はもちろんであるが、

それ以上に実務経験からくる技術の提供でなければならないと常日頃感じている。

現場に実際に出たときに本当に必要な物は何か・・・・現場対応能力の向上が

同業の社会に出たときに最も必要となる内容である。

そのようなことを含めて今回の思いは光合成の化学式はそれはそれで覚えていて損は無し、

二酸化炭素と水。光のエネルギーからブドウ糖と水、酸素に変換する植物の驚異の能力「光合成」である。

ただこれでは肌で感じることができない。

陸上植物では目で見ることができない植物の光合成の姿。

水中では実に見事に発生を観察することができる。

この酸素の多く含まれている泡が葉の気孔などから発生する姿を、
一時足を止めてほんの少しでも眺められる

優越感。水草の水槽を見なければ、この感動が味わえない。

初めて水槽を作る人でもこの姿を眺められるように、店としては物を売るのではなく、

「技術」を提供する思いをもって進んでいきたいと思う。

writer ライター
早坂 誠
「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。