台風の爪痕

コトヒラガクト|2020年6月28日

ようやく、待ちに待った県をまたいでの移動が可能になった週末。

まだまだ、安心するには早いのかもしれないが
最善の注意を払いながら、少しは動かなければ
交通機関や地方への経済効果も生まれないのではないかと
そう自分に言い聞かせて
冬以来、山歩きを計画した。

天気予報によると関東近県は曇りや雨マークが出ている。
しかし、群馬、新潟あたりはよさそうだ。

気になる里山が群馬にあるので、そちらを目指すことにした。

東京を出るときは小雨模様だったが
電車で高崎あたりまでくるとすっかり雲は晴れて
青空が見えている。
しかも、緑と青空のコントラストが美しい。
榛名山も見えて来た。

自分は渋川で下車。
目的の低山までは地元のバスで45分程度で登山口へ到着。
そこからは小一時間で目的の山へ登れるという場所。
久しぶりの山歩きはこれくらいがちょうどいい。
なんでもこの週末は、人気の山は相当の人出だったらしいから
いい選択だったのかもしれない。

帰りは時間があったので、すこし付近の林道から沢を歩いた。
その途中は、昨年の台風の被害がそのまま残っていて
手付かずの状態の箇所がほとんどだった。
聞くところによると、多くの山や河川は台風の爪痕が多く残り
復旧作業もコロナの影響もあり、ずいぶんと遅れているらしい。

自分などは、たまったストレスを発散させてもらうために
フィールドへ出るだけだが、これから林野庁や電力会社や地元の林業の関係者の皆さんは
暑さと闘いながら復旧活動に専念されるのだろう。
本当に頭が下がる。いつも安全に歩けるのは皆さんのおかげだと
しみじみと感じた山歩きとなった。

それにしても、相変わらずペットボトルやコンビニ弁当の空が
そこらに落ちている現状を見ると、日本人のモラルの低下に深いため息が出る。

writer ライター
コトヒラガクト
親の影響で幼い頃から山や川に慣れ親しんでいたので
今だにその影響が持続している40代の自由人
(仕事はしております)
特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。