里のめぐみ

樋口 陽子|2020年5月11日


福島もようやく 里のめぐみの時期になってきました。

先日 夫が「たらの芽 食べる?」というので、「え、食べたい、食べたい」と答えれば、
八幡様の裏山から あっという間に10個ほど収穫しました。
その日の晩に 天婦羅にして、いただきました。

また、別の日に用事がある夫について行き、道端のコゴミをみて、
「育ちすぎとか、どうやったら、あそこまで行けるか、」など言っていたら、
帰宅した時に川べりの奥に行くとコゴミが生えているからと、夫。
5分もかけずに、両手にこんもりと収穫し、その晩 荏胡麻和えにしました。

ワラビは、道の駅で買ってきて、あく抜きをして、おひたしにしました。

今は筍を採りたいのですが、荒れ放題の山に一人で入ることができず、手をこまねいています。
もう1種類、細くて柔らかくて美味しい竹が川べりに生えているらしいのですが、それも 夫頼りです。。。。。

そして、二本松ではまだ、路地の筍や山菜は出荷制限がかかっており、
売ることができません。たくさん食べることも控えたほうが良い山菜もあります。
例えば、山菜の王様、コシアブラは地表近くに根を広く張るので、セシウムが出やすい植物なんです。

畑の近くの竹林で、落ち葉が溜まらないように整備してあるところの筍は不検出の結果が出ています。
そういう筍を頂いた年もあります。

筍ご飯、食べたいなぁと思いつつ、病み上がりの夫に無理させることもできないし、
来年もあるさと考える今日この頃です。

writer ライター
樋口 陽子
1968年 東京生まれ 
生業 料理人
好きなこと 寝ること、食べること、
本を読むこと。好きな料理 発酵食品(漬け物とか、梅干しとか、味噌とか)
マイブーム 着物
好きな家事 アイロンがけ
好きな風景 修行した仏アルザスの小村に続く道のカーブを曲がったときに見える村
北海道然別湖の蒼い湖面・星野道夫さんのアラスカ
好きな作家 宮部みゆき、D・ギルマン、池波正太郎、河惣益己、小野不由美など
いつも聞いているのはJ-WAVE(もうちょっと音楽をたくさん流して欲しい)
やってみたいこと サハラ砂漠縦断