120mm×450mm×450mm水槽の箱の中で息づく蘚苔類。
厚みが徐々に増したシノブゴケとコツボゴケ。
屋内の人工照明と閉鎖された空間で育成した感じが
苔の形状に伝わっているように思える。
さて、苔育成に関して最も気遣う心を傾けないといけないと思いうことは、
適切な水の供給だと感じる。
この環境において、水は流木の先端までいきわたるようになってはいるのだが、
成長した苔が各それぞれに行きわたる予定の水の通路をことごとく変更させてしまう。
それはそれで自然なことではあるが、すべての苔類が美しい姿を見せ続けるために
は、人の手が必要になるのである。
水草と同様に苔も定期的に成長しすぎる部分を剪定するか否かは今後の
経験値の向上にも必要なことであると感じる。
しかし、
今は少しづつ厚みを増した苔たちがどこまで成長し続けるかを見ていきたい。
(売れたらそこで終了であるが)