毎年2月は、味噌の事ばかりですみません。(笑)
今年も先日東京で、3箇所、6クラス30人の方々に手前味噌を作ってもらいました。
(泊まった妹の家で、作りたい人が来ていて、シャンパンを飲みながら、
豆を潰すという優雅な?味噌作りもありました。)
私の手前味噌ワークショップは、参加者の皆さんに1時間ほど、
瓶を使って豆と麹を潰してもらうので、ちょっとやった感があるワークショップとなっています。
もちろん、自分一人で黙々と1時間も豆をつぶすのは私だって嫌です。
(ちなみに私は作る量が多いので、機械を用います。)
時には、黙々と潰したり、時には隣の人と全然関係ない話題で盛り上がりながら、
みんなで豆を潰すのも楽しい事だと割り切ってもらいます。
(あんまり、文句を言われた事もないので、この方法で開催しています。)
もう一つの特色?去年作った手前味噌を握りこぶしの半分くらい持ってきてもらって、
混ぜ込んでいく事で手前味噌の味を継いでいく事です。
これは、2012年に参加した「飯館村の味噌の遺伝子を伝えよう」というイベントからヒントをもらっています。
味を引き継ぐと同時に 発酵促進剤にもなるので、良いかなと考えています。
今年は、3、4回目の方もいて、カビが生えなくなったとか、段々動じなくなったとか、、、
そして、やっぱり嬉しい言葉が、「1回これを食べたら、そこらで味噌を買えなくなった」でしょうか?
もちろん 足りなくなって買い足す人もいますが、考えて買うようになったと聞きます。
美味しいものを食べて欲しいし、日本の大豆の自給率の事も考えます。
福島に帰れば、地域の味噌作りの指導員見習いという仕事が待っており、
こちらは、7、8人の1年間の味噌を作る指導をするので、責任重大です。
4回目を数えるこの冬から、指導員にもなる事になっており、
先日急遽ピンチヒッターで、指導員デヴューしました。
ボイラーを使ったり、間違えないように心配りが必要で、かなり疲れます。。。。。
それでも 味噌を作ってもらうのは楽しい事です。