毎年時期になると入荷するメヒルギ・
時折「マングローブ」という名前で販売されていることも
あるが、マングローブは熱帯の河口域に生息するいくつかの植物を総称して
呼ぶため、その中の一つの種類として存在する。
そんなメヒルギ。冬の東京の気温は大の苦手なようで、
秋までに4枚から6枚ほどの葉をつけて喜んでしばらくする間に
葉を次々とおとして枯れていく姿を幾年か経験している。
もちろん購入された方の先でも同じような経過をたどることも多く、
ひと夏の思い出として育てていることにもなってしまう・・・・
理由は極めてシンプルで有り、西表島や石垣島などに行くとなじみのある植物は本来
熱帯地方
のものであり、寒さ対策をしなければいけないことは重々受け止めることが必要。
現在2月にメヒルギが程よく成長している要因は、室内暖房。
色々な生物を管理する中で、室内の設定温度が26℃。しかも窓際においてある影響
で、
冬の太陽光を受けて、春が来ることをじっくり待ち構えている。そんな姿に
愛着がわく一方。大きくなればなるほど販売価格も上げられる喜びを心の中で
少し感じでも罰は当たらないだろう。
writer ライター
早坂 誠
「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。