東京おもちゃ美術館をご存知ですか

こにし あい|2020年2月5日

『木育』という新しい教育概念が広まっています。
木のおもちゃ=木育だけでなく、
この美術館は木の温もりをたくさん感じますが、一番のコンセプトは、
「おもちゃとであい、人とであう、ふれあいのミュージアム」

小学校(旧四谷第四小学校)の旧校舎を利用した、おもちゃの美術館です。
旧校舎を住民がいつまでも利用できる集える場所にしたい。
その思いを、認定NPO法人 芸術と遊び創造協会が運営し、形にしています。

 ここの特徴は、多世代が集う交流の場。
ここで活動するおもちゃコンサルタント、インストラクターはシニアを含めたボランティア。
それも、専門の資格を習得しているタレントをお持ちの方たち。
それに加えて、サイエンスプログラムなどは、プロフェッショナルだった
経験・技術からあそびを考案されています。
魅力的でしょう。
私は、「ボランティア活動と地域との連携のあり方について深める」という講習で訪ねたのに、
すっかり、“あそびました”お腹がすくほど・・・。


写真は『笊冠(ざるかぶ)り犬』
江戸文化を代表する郷土玩具です。
でんでん太鼓を背負った『江戸犬張子』は見たことがありましたが、
笊冠り犬は、ここで見たのが私は初めて。
もともと犬張子は、こどもの魔除けや安産の縁起物として、江戸の中期から作られたそうですが、
いまのようなかわいい犬になったのは、明治頃で、当時の犬はもうすこしリアルだったそうです。

笊冠り犬張子に話をもどすと、笊をかぶっているのには2説由来があって、
笊は竹でできていて、竹の字と、犬の字を組み合わせると
「笑」という字に(竹+犬=笑)なることから、「笑顔を絶やさず、すくすくと成長をするように」という願い。
もう1つは、笊は水を通すことから「鼻の通りをよくして風邪をひかないように」
という願いも込められているそうです。
素敵ですね。

展示だけでなく、伝承遊びも楽しめる「おもちゃのまち あか」の部屋のほかに
おもちゃ工房
赤ちゃん木育ひろば
グッド・トイ展示室 などなど

1日あそべますよ〜。
東京おもちゃ美術館 http://goodtoy.org/ttm/
その他、
秋田県・・・鳥海山木のおもちゃ美術館
山口県・・・長門おもちゃ美術館
沖縄県・・・やんばる森のおもちゃ美術館 

writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
カリフォルニア→ミシガン州と期間限定生活を終え、
現在東京暮らし。
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
お散歩を兼ねた食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。