普段から、作っている物、売っている物でも頼まれれば、教えています。
しかも、今回はお正月に向けてなので、大先生方のお力も借りました。
*昆布巻き
東京にいた頃は、生のたらこを巻いていました。久々、鮭を巻く事にしました。
私の昆布は、割とすぐ柔らかくなるので、朝、12cmに切って、浸水。
全部が柔らかくなるように、軽く重石をして、1,2回 ひっくり返しました。
短冊に切った鮭を巻き、カンピョウで縛ります。
出来上がりが、こうなるので、こう縛ると良いとか、
あまりきつく縛らない方が良いなど、いくらでもコツは有りますねー。
最後に一番のコツは、煮立たせない事。あっという間に、苦くなります。
私は、最初から中火か、ストーブの上です。
*牡蠣のオイル漬け
生食様の牡蠣が安かったり、大量にもらった時にお勧めです。
火を入れながら、牡蠣の水分を出し切って、牡蠣は取り除いておきます。
そのエキスを焦げるギリギリまで、煮詰めて牡蠣を戻して絡めます。
ひたひたのオイルに入れておけば、冷蔵庫で保存可能です。
*たたき牛蒡 ならぬ、えごま牛蒡
今年は、胡麻をえごまに変えてみようと思っています。
おせちの原材料の6割が、外国産と言う記事を読んで、私、ほとんど国産で、
しかも 東和産80%越えじゃない?って思い、ちょっと
変えてみました。
(もちろん、数の子、蟹などを入れなくても 買ってくださるお客様あっての事ですが、)
*けんちん汁
丁寧に作ると、根菜の美味しさを満喫できます。日本人で良かったと思える汁です。
作って置くと、忙しい小腹が空いた時、おうどんを入れるだけで、幸せになります。
*人参のクリュディテサラダ
おなますも作りますが、ちょっと 洋風のオードヴルがある時に添えると
華やかになります。柑橘系のマーマレードを入れるのが、ポイント。
*りんご ただ煮ただけ。
皮をむいて、芯を取り除き、適当な大きさに切ったりんごに柑橘の汁を絡めておきます。
蓋が出来る鍋に入れて、中火にかけます。
時々、かき回して、好みの固さまで、火を入れます。冷やして置くと、
ちょっと 御馳走に飽きた時の箸休めになると思います。
この後、熱が下がらない日々に けんちん汁とりんご煮は、とても ありがたかったです。
writer ライター
樋口 陽子
生業 料理人
好きなこと 寝ること、食べること、
本を読むこと。好きな料理 発酵食品(漬け物とか、梅干しとか、味噌とか)
マイブーム 着物
好きな家事 アイロンがけ
好きな風景 修行した仏アルザスの小村に続く道のカーブを曲がったときに見える村
北海道然別湖の蒼い湖面・星野道夫さんのアラスカ
好きな作家 宮部みゆき、D・ギルマン、池波正太郎、河惣益己、小野不由美など
いつも聞いているのはJ-WAVE(もうちょっと音楽をたくさん流して欲しい)
やってみたいこと サハラ砂漠縦断