夏の土用の丑の日の前後は木を動かしてはならないと言われていたのも昔の話。
最近は開発のスケジュールに合わせて真夏の灼熱の日にも、
あるいは真冬の雪が降り積もる日にも植栽工事を行わければならなくなってきました。
今回は名古屋の都心にほど近い、森をテーマにしたマンションの現場の確認会です。
この現場の、梅雨時から始まった植栽部分は大分馴染んできています。
しかし今植え込んでいるこの日の温度は35度!ちょっとかわいそうなくらいクタッとしています。
しかも今の時期は輸送中の水分の蒸散を抑制するために落葉樹の葉をもいでしまうので、なんとも寂しい姿に・・・。
植えるときにはこのような状態でも10月の入居の頃には新たな葉が展開し、
しっとりとした雰囲気になるのです。この植物の生命力たるや、いつも感心させられます。