東京に行くときは、主に車で、須賀川まで行って、高速バスに乗ります。
車が無料で止められ、乗り換えも無く、始発、終バスも多少は幅があるからです。
23日は朝から天気も良く、最高のドライブ日和でした。
こちらは、まだ 桜や桃が咲いていて、国道4号線ではなく、349号線や288号線などを走ると
遠目にほわんと色とりどりの風景が楽しめます。
北国の春は、いっぺんに花が咲くので、桃源郷のように美しいと思います。
そして、この日妹が50歳を迎えました。
少し前から、義弟に相談され、少々のお手伝いをしていましたが、当日に福島から向い、
バスタで着替えて、古巣のヌ キテ パへ。
自分が勤める少し前に、ヌ キテ パの田辺シェフとご縁があり、その関係で、妹夫婦の婚約式を
ヌ キテ パで やっていた事もあり、今回義弟が食事をしたいと言ってきました。
予約の電話をした時も、伺った時も相変わらずお元気そうな田辺シェフでしたが、
なんと
御年70歳。未だ現役、週休1日で昼夜の営業をこなしているという素晴らしい体力。。。。。。。
アミューズに最中にサヴォアチーズを焼いたものに粒黒胡椒。
ひしこ鰯のベニエには、ホワイトアスパラガス、ドライふきのとう。
名物?の焼き蛤。
スープドポワソン。
メインは黒ムツのパネ、お肉のソース、トリュフ入り玉ねぎのムース。
アヴァンデセールにオリーブオイルアイスクリーム、ジャスミンの香りをつけた苺。
デセールは、スイカのケーキ、ミルフィーユ、トリュフ入りクレームブリュレのチョイスでした。
日本では、還暦60歳をお祝いしますが、フランスでは、
半世紀という事で50歳を盛大にお祝いするそうです。
また、妹は25歳で結婚をしているので、今年は丁度四半世紀になります。
メインを食べた頃から、義弟が今日のために準備したものを出し始めました。
義弟がこれまでの感謝とこれからの四半世紀も共に歩きたいと、
姪がいつも感謝している、今年から大学に行って離れるけど、時々電話するねと
(パリの甥からは電話があり)
食事を一緒にした3組の夫婦からそれぞれのお祝いの言葉を。
最後にたくさんの友人から集めたメッセージと写真をアルバムにしたものが贈られ、
妹感激していました。
田辺シェフのぶれない美味しさを堪能し 妹家族の幸せな姿を見て良い夜でした。
writer ライター
樋口 陽子
生業 料理人
好きなこと 寝ること、食べること、
本を読むこと。好きな料理 発酵食品(漬け物とか、梅干しとか、味噌とか)
マイブーム 着物
好きな家事 アイロンがけ
好きな風景 修行した仏アルザスの小村に続く道のカーブを曲がったときに見える村
北海道然別湖の蒼い湖面・星野道夫さんのアラスカ
好きな作家 宮部みゆき、D・ギルマン、池波正太郎、河惣益己、小野不由美など
いつも聞いているのはJ-WAVE(もうちょっと音楽をたくさん流して欲しい)
やってみたいこと サハラ砂漠縦断