修学散歩 与謝野公園

野原こみち|2019年3月17日

先日、用事があり西荻窪に出かけたのですが、時間に余裕があったのでサイクリング気分で自転車で出かけました。
せっかくなので知らない道を通ってみようと、住宅街の中を走っていくと、南荻窪のあたりで「与謝野公園」という場所に通り掛かりました。


ここは与謝野鉄幹(寛)、晶子夫妻が関東大震災を機に移り住み、晩年を過ごした旧居があった場所とのことで、通りがかったのも何かの縁と思い、立ち寄ってみました。
それほど大きい公園ではないのですが、静かな住宅地の中にあり、ペットの散歩中の人が立ち寄っていたり、ちいさいお子さんを連れたご家族が遊んでいたりして、のどかな雰囲気でした。公園内には歌碑がいくつかあり、歌人として有名な夫妻の作品が記されていました。

そういえば、与謝野夫妻には、10人以上の子供がいたはず。
昔の人にとっては、子供が多いのは当たり前のことだったのかも知れませんが、10人以上の子供を育てつつ、作品を残していったとは、どんな強靭な精神の持ち主だったのだろうか、と感じます。「子育てをちゃんとするのはヒーロー並みの偉業」というセリフが、先日観た映画の中にもありましたが、子供のために奔走する中、きちんと自分にも向き合い表現活動を生涯続けるということができる人は、それ以上の偉人ということになるでしょう。
わたしも、そのポテンシャルを見習いたいな、と感じつつ、公園をあとにしました。

思いもよらない、よい修学散歩ができました。

writer ライター

野原こみち

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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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