ヒュッゲ・・・聞いたことがある方も多いと思います。
「ヒュッゲ」とは、”暮らしの中のささやかなことに幸せを見い出すためのデンマーク語”と、
女優、マリー・トレル・スナベアの著書、『デンマーク・ヒュッゲ・ハンドブック』で書かれていました。
この本は、いろいろな形、やり方があって、人それぞれに違いのあるヒュッゲを紹介しています。
私は、ヒュッゲを知って、世界一幸せといわれる国の人から、ヒントをうけ、ヒュッゲを意識しています。
そうしたら、すこしづつ、すこしづつ変わってきたんです・・・・。
”すでにあったことを、ヒュッゲという言葉で認識すると、幸せに感じるように。”
私がこの本を手にしたのは、引越し荷物の入った段ボールに家が占領されて、片付けることを
放棄していた時でした。その頃は、家の中にも、新しく引っ越してきた町にも、自分の場所を見つけられずにいたとき。
物を捨ててしまえばすっきりするかも。と思った時もありましたが、段ボールを開けると、
ひとつひとつ丁寧に梱包されて、その甲斐あり傷つくこともなく届いたものたち。
本の中の一節で:
「ヒュッゲは自分の周りに置きたいと思うものから生まれるのですから、家のしつらえや構成には自分の人生や
日々の暮らしについての自分のチョイスが反映されるて当然。」
そうだよね。大切に使っていこう。
そして、自分を幸せにするものは何かということに、もっと気づくようになりました。
3つほど・・・
・しばらくしていなかったベッドタイム・ストーリーを読んだら、
娘から朗読のボランティアを勧められて、始めてみると顔見知りが増えました。
・何かに囚われていると、心の平穏を見つけるのが難しくなるから、
やらなくてはいけないことは先に終えるようにすると、午後がなが~くなりました。
・夏にSNSで繋がっていない、知人、友人に、はがきを出してみると、返信の手紙には新しい連絡先やお誘いがあり、
嬉しい予定が入りまた。
最近は、朝夕が肌寒くなり、日が落ちるのが早くなってきたので、
ちょっと早起きしてベランダで朝の優しい太陽を浴びて、過ごしています。
writer ライター
こにし あい
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。