雲と太陽と青の深み

早坂 誠|2018年10月23日

もともと写真を撮る習慣があったわけではなかった。
仕事をしていく中での業務として、撮ることが必要になっただけである。
目的は、水槽の写真を撮ること。レイアウトコンテストや、
店舗のプライスカード作りとして、スマートフォンの存在自体がなかったころ。
携帯電話のカメラ機能では到底及ばず。記録保存もデジタルではなく、
フィルムでの現像が主体だったころである。

ちなみに、自分の性格を自分自身が説明すると、
「新しい物事を進めるためには趣味や好きなだけではなかなか実行に移らない人。
仕事上などでの義務感、場合によっては罰を与えることをしないと行動しない人」
と思っている。傍から見たらなんとも少しめんどくさい人に映るだろう。

そんな自分が、一眼レフカメラという品物を仕事で、または時々の趣味で昔から使っていた。
結果としてなかなか満足いく写真が取れないと思いつつも幾年もの年を重ねて、
フィルムがデジタルの時代に入り、APS-Cからフルサイズにカメラの金額もレベルアップし今までやり過ごしていた。

ところが、時代も移れば私の置かれた立場も変わる。
作品として、見本の素材として、いろいろな場面で写真を求められることが増えてきた。
それでも最近のスマートフォンの美しい画像でも良いと考えて、
自分なりに一眼レフを使用していた。

ようやく、最近になって転機が来た。
「カメラ はじめます。」
湘南の本屋さんでのグラスアクアリウムの展示販売&書籍の販売のために設置準備と打ち合わせをした時の事、
何気なく目を引いたカメラの本。しかも中身はマンガ風。
立ち読みすればすべてが読み切れるその書籍を購入したのも必然なのかもしれない。
なんとなく読み終えたときにはカメラの考え方が変わったのと同時に
売れる本、人を引き付ける本とはどういったものかも少し考えさせられる機会をもらった。

その結果として撮影された雲の写真。
いろいろと説明したいことは次の機会として
空と雲は撮影の経験を積むのによい景色だと感じた。
今回のこの雲今の私自身の思いが表現された雲になっていることには間違えない。

writer ライター

早坂 誠

早坂 誠

「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。
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早坂 誠
「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。
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