秋になると楽しみにしている食材のひとつに
「もって菊」があります。
いつもはもう少し薄いピンクのものを手にするのですが
今回はこんな鮮やかな色のものが出ていました。
料理は科学と言いますが
まさしく、実感するのがこの「もって菊」の酢の物を作るとき。
葉の部分を茎からはずし
さっと湯どうしし、冷水で流し冷やします。
そして、用意していた三杯酢のボウルに軽く絞った花びらを入れ
軽くまぜてひたひたにしたら冷蔵庫へ。
あっという間にこんな綺麗なピンクに変身してくれます。
これはアントシアニンがお酢によって美しい色を出してくれたということです。
菊の状態でも十分に綺麗な食用菊ですが
食卓に上がる時には、ちょっとお化粧して。
一揆にテーブルが華やかになります。
私は晩酌のおつまみに、そして食事の箸やすめに。
なんとも目も舌も心も潤してくれる一品。
さて、そろそろ銀杏を拾いに行ける時期になりますね♪
writer ライター
kinako
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お手伝いしています。
昔から、料理好きな母を見て育ったせいか
食べることには時間や手間を惜しみたくない。
それは料理だけでなく、空間や道具も大事。
それらのことを色々と物色するのが好きな中年女子です。
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