『まほろば』という言葉を聞かれたことはありますか・・・
古事記に、やまとたけるのみことが懐かしい故郷のすばらしさをたたえて詠んだ「国ほめ歌」にあり、「素晴らしい場所」「いいところ」という意味の日本の古語だそうです。
”だそうです”と書いたのは、私も最近まで聞いたこともなかったんです。
『地球まほろば』・・・1992年に日本人で初めてスペースシャトル搭乗した宇宙飛行士・毛利 衛さんが色紙のメッテージで書く言葉だそうです。地球観測ミッションを終えられ、地球に無事帰還したことを地上の仲間と確かめ合う喜びから、この言葉のもつ意味をご自分のものとされたと、著書『宇宙から学ぶ』に書いてありました。
このところ、毛利さんの本を主に、宇宙の本や映像を見ています。特に映像は、どんどん派生して、ハリウッド俳優・レオナルド・ディカプリオさんが国連平和大使として取材したBS世界のドキュメンタリーを昨日は観ていました。
きっかけは娘の参加しているプログラムの今年のテーマが宇宙で、一緒に調べたことでしたが、JAXAのHPで調べていると、私たちの生活に欠かせない人工衛星もまた、環境問題のようなことを引き起こしていることを知りました。丸い地球の周りにはロケット本体や古い衛星等が衝突し爆発することでできた破片(debris=宇宙のごみ)が取り巻いています。この除去システムの構築も課題になっていました。
90年代のペイル・ドットブルーと呼ばれる青白い美しい地球の写真が、私の中の宇宙から見た地球でした。今はどうなんだろう・・・・。
地球に起こっていることは、私自身にも起こっていること。きちんと、知らなくてはいけないと思います。こどもも一緒に。
今週は日本科学未来館に行ってきます。
writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。