曼珠沙華

多羅尾 伴内|2018年9月23日


障害者の水増し問題が明るみになった。
ふざけた話だ。最近は三権分立も国民とは乖離した、もたれ合う偶像のような存在で驚き
もしないが、塩素系の洗剤でゴシゴシ洗濯したいと、怒り心頭の竜馬も申しております。
私も行政の端っこの、企業との接点の部分で、企業が障害者を雇用したり、定着を図るた
めの助成や就労支援等の仕事に携わっていることもあり、竜馬に同感です。
最近特に気になることがあります。
障害者の数や低年齢化が年々増えているということです。
また、難病という括りで、治療方法等が確立されていない疾病も極端に増えています。
3年前は151疾病であったのが、今年の4月には359疾病に拡大しています。
これらのことをどう理解すればいいのか、私のなかでもまだ整理がついていません。
一つの思いは、たとえば50年前と今を比較して、何が変わっているのか。
その変化が私たちの身体を蝕んだ結果、こういう事態を生み続けていると云えないか。
環境、食、生活環境、生活習慣、教育、車、家電製品、LED、価値観、幸福観等々...
とりあえず、もう既に後戻りできない生活習慣やツールのなかから見直してみようかな。

企業で働く障害者は、年々増加しています。当初は身体障害者の方が多かったのですが、
最近では知的障害、精神障害の方も多く、社員は障害者だけとか、障害者で組織したグル
ープが会社全体の「誰かがやらなければならない仕事」を任されているケースも増えてき
ました。また、行政等に頼らず、企業間で定期的に集まり、他社の雇用事例をもとに取組
を始める試みもあります。

先日会った精神障害をもつ青年は、「仕事が生きがいです」と言い切りました。
採用当初は、仕事以前に、時間の観念がなく遅刻したり、あいさつや会話もできなかった
んですが、彼に付いた担当者の方や家族、支援機関等の連携により、今ではラインを任さ
れ、無くてはならない存在です。
もし身近に障害をもつ方がいらっしゃて、相談したいことがある時は、地元に必ずある、
障害者就業・生活支援センターや障害者職業センターに連絡されると、解決の糸口になる
ことがあると思います。

今回は硬い話になりました。九州も随分と涼しくなりました。田んぼの畔では、赤や白や
ピンクの彼岸花が咲き始めています。
この花は見る者の悪業を払うという言い伝えがある天上の花、だそうです。
政治や行政関係者に見せたいところですね。
もうすぐ稲刈りの季節です。
風邪などに留意され、短い秋を堪能しましょうね。See You

writer ライター
多羅尾 伴内
酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて