さるなし

kinako|2018年9月18日

皆さんは、「さるなし」という食べものをご存知ですか?
マタタビ科に属するつる植物になる実です。
名前の由来も諸説ありますが、私がそうだな!と信じているのは
「あまりのおいしさに、猿がすぐに食べてなくなってしまう」といういわれ。
さて、このさるなしについてですが、

私は、毎年夏の終わりから秋にかけて栃木や長野の山へ行きます。
目的はその土地の道の駅や野菜の直売所です。

この時期はとにかく野菜や果物が豊富で、新鮮なものが安く手に入るということと
東京では滅多にお目にかかれないものに出会えるから。

野菜だけでなく穀物やお花もそう。
新そばの時期なのでそば粉や蕎麦の実もお目当てのひとつです。

先日、福島へ出かけたときに
「さるなし」が店頭に出ていたので早速買って来ました。
まだ、時期が早いのでそのまま食べるには硬くまだ甘さが足りないので
ここは我慢。しばし追熟させます。そしてやわらかくなったら食べごろ。
キウイの原種とも言われている「さるなし」は、味は勿論ですが
切り口もキウイそっくりです。

まだ硬いものは果実酒にして楽しめるのですが
私は、やはりこのまま頂くのが好きなので
やわらかくなるのを待ち、そのまま、またはヨーグルトに入れたり
クリームチーズと一緒に食べたりするのが好きです。

そして、美味しさの裏側にもこんな特徴が
食物繊維やビタミンCが豊富で整腸作用があるので
美肌効果も期待できるそうです。

日本の美しい四季が与えてくれる旬の味覚。
それをその時期に食す。こんな贅沢はありませんね。

writer ライター
kinako
上品倶楽部の手仕事や食に関するページを
お手伝いしています。
昔から、料理好きな母を見て育ったせいか
食べることには時間や手間を惜しみたくない。
それは料理だけでなく、空間や道具も大事。
それらのことを色々と物色するのが好きな中年女子です。