阿部なお先生

樋口 陽子|2018年4月20日

先日、桜パーティに呼ばれたお宅の本棚に阿部なお先生の著書が2冊あり、夜や移動中に夢中になって読みました。

右の本「葱とわかめと油揚げ」は次回にお預けですが、左の本「みそ汁にはこべを浮かべて、、、」は熟読しました。

半分以上読み進んでから気がついてまた戻ったのですが、ものすごいご苦労をしているのに

それを書かずに淡々と記録の様に書かれていて、途中から書いてある言葉の裏を読み始めて

また時間がかかる。の繰り返しでした。

良いお家に生まれて、時代の割には(失礼)のびのび育ち、

お舅さんに望まれてお嫁に行き、しかし、ご主人でとてもとても苦労した様です。
人形作家としても活躍し、秋田の郷土料理のお店を開き、料理研究家としてNHKに出演しました。

出された本は全て絶版になっており、私は料理書1冊しか持ってないし、

生前にお会いできなかったので、人伝のお話を聞くばかりです。

昔の質の良い育ちが文全体にあふれていて、繰り返し読みたい1冊でした。

文庫で良いから どっかから 出ないかなぁ。

writer ライター
樋口 陽子
1968年 東京生まれ 
生業 料理人
好きなこと 寝ること、食べること、
本を読むこと。好きな料理 発酵食品(漬け物とか、梅干しとか、味噌とか)
マイブーム 着物
好きな家事 アイロンがけ
好きな風景 修行した仏アルザスの小村に続く道のカーブを曲がったときに見える村
北海道然別湖の蒼い湖面・星野道夫さんのアラスカ
好きな作家 宮部みゆき、D・ギルマン、池波正太郎、河惣益己、小野不由美など
いつも聞いているのはJ-WAVE(もうちょっと音楽をたくさん流して欲しい)
やってみたいこと サハラ砂漠縦断