時折、石の写真撮影をすることがある。
今回は素材を輸入している業者さんからの依頼で、いくつかの石や流木を撮影した。
石を語らせると、十人いれば十人それぞれの自論があり、
ああだこうだと自慢げに話が始まる。
それは決して悪いことではなく、むしろ楽しい時間でもあるのだが、
そんな人の議論をよそに、当の本人――石は、ただ静かにそこに在り続けている。
長い時間をかけて生成された石。
そこに風格や威厳を感じることもあるが、それも結局は自論であり、
人のことを言えたものではない(笑)。
石の「顔」は、見る人によってさまざまだ。
ただ、不思議なことに、最も良い顔の角度というのは案外決まっている。
安定か、不安定か。
そんなことを考えながら、黙って石を眺めている。
はたから見れば「変な人」だが、この業界では、それがごく普通なのかもしれない。
writer ライター
早坂 誠
「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。






