40周年

シラタニマサシ|2025年12月15日

40年前、新しい規格の自転車を手に入れた。
太いタイヤ、頑丈なフレーム、一文字ハンドルバー・・・、
マウンテンバイクである。

それまで山道を走る自転車はシクロクロスやパスハンしかなく、
岩場とか段差、下りは慎重に走らないとすぐパンク、最悪リムの変形。
そこへこのマウンテンバイク。
さっそく近場の山へ

なんとびっくり。岩や木の根、50㎝ほどの段差もぜんぜん苦にならない。
すごいすごい。気を使わずに走れる。

この楽しさをもっともっと広い人に知ってもらおう!
という事が店を始めるきっかけに。

小学校の頃から少年団に入り、野外活動が好きになり、
高校の部活で天文部に入り、星を見るためテントに泊まり、
同じく高校で女の子にモテたい為になぜか自転車にハマる。
大学で足を痛めた後はキャンプや組み立て式のファルトボートでのんびり。
そして運命のマウンテンバイクと出会い、

店を始めたのだが、本格的なアウトドアショップではなく、
浅く広く?

始めるにあたって場所探し。そして見つけたのが豊橋の東のはずれ、
県境の山に近いテナント。
朝もやのかかった景色が気持ちよく、決定。

同時にその景色から『カントリーモーニング』という名前に決定。
お金はなかったので、内装も自分で。
ツーバーナー、ランタン、テント、カヤック、
マウンテンバイク、BMXを一つずつと、少々のキャンプ用品で
始めたのが、40年前。

初めの頃はおじいちゃんが喫茶店と間違えて入って来たり。
店内に設置したテントの中で寝てるところをお客さんに起こされたり。
でもでも、徐々に人が集まりだし、
近くの造成地で念願の第1回マウンテンバイク大会を開催。

その後、25年ほど前に区画整理にかかってしまい、
今の場所に移転。この場所も山の一部を削った場所で、
決まってから残った山を整地したり、建てるお金はなかったので
コンテナを探しまくったりと、まさに行き当たりばったり。

みんなに迷惑かけまくりの40年。
いろいろな人と出会えて楽しかった。

もう少し頑張るで、付き合っておくれんね。

writer ライター

シラタニマサシ

シラタニマサシ

山、川、海に囲まれた愛知県の豊橋で、カヌーとマウンテンバイクの店『カントリーモーニング』の経営者。
浜名湖、豊川、三河湾といった、恵まれた環境でカヌーのスクールやツーリング、店から3分の所の山などで、マウンテンバイクのツーリングやスクールを毎月開催。他に、近場の山で耐久などのレースを運営。
雪がほとんど降らない豊橋は、一年中がオンシーズン。

■カントリーモーニング
http://countrymorning.net/
writer ライター
シラタニマサシ
山、川、海に囲まれた愛知県の豊橋で、カヌーとマウンテンバイクの店『カントリーモーニング』の経営者。
浜名湖、豊川、三河湾といった、恵まれた環境でカヌーのスクールやツーリング、店から3分の所の山などで、マウンテンバイクのツーリングやスクールを毎月開催。他に、近場の山で耐久などのレースを運営。
雪がほとんど降らない豊橋は、一年中がオンシーズン。

■カントリーモーニング
http://countrymorning.net/
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