いつのまにか・・・

Granscape 大石剛正|2025年9月30日

いつもお邪魔している仕入先の温室の片隅で、水をあげられず、干からびたエピフィラムの株を発見し、
あまりに可愛そうで買い取ったのが去年の12月。

そこからせっせと水や肥料をあげ、8月の終わりあたりから葉の先端に小さなつぼみがぽつぽつつきはじめ、
おおっ!と喜んでいたところ、出張だの旅行だの、バタバタしていたらいつの間にか咲いていましたw。

姫月下美人との別名もあるこのエピフィラム・プミラム。
メキシコの山の樹木に着生しているサボテンの仲間です。

サボテンといえば西部劇に出てくるようなウチワサボテンや柱サボテンなどをイメージしがちですが、
熱帯雨林の山の中の樹木に着生しているという変わり種。
中でもこのプミラムはエピフィラム族の中では花も大きく見応えがあります。

しかしながら蕾が開いて閉じるまで。ほんの半日ほど。
何とももったいない気がしますが、交配を拒むためこうなったのか、
姫コチョウランも同じく育てているものの、
こちらは開花一ヶ月以上だったり花の戦略?はなかなか読めないところがあります。

そのエピフィラムですが、よーく見ると小さな蕾がわんさかついており、
しばらくはキッチンまわりが賑やかになりそうです。

writer ライター

Granscape 大石剛正

Granscape 大石剛正

佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。

Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
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Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
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