アンティークレースやクロスと現代のリネン生地を組み合わせて、
一点もののお洋服を作り始めたのは、数年前のクリスマスでした。
それが、私自身にとっても大切なライフワークのようなクリエーションとなってゆき、
年に一度 ノエルの足音『Les pas de Noel』小さな企画展として続けてきました。
いつも制作期間が短く若干数しかできないことが課題で、ずっと考えていて、、
今年は早くから少しずつ制作を進めていました。
なかなか、想定外に時間がかかるもので、
日時を決めて告知してから作業が全く進まないという事態になり、
それでも昨年よりは多く仕上がったので扉を開きました(笑)
100年余り前、フランスのお家で日々の手仕事の中で生まれたスペアのお袖、2種類。
繊細で美しい手刺繍レースお袖に出会ったとき、これは仕上げなければ、と思いました。
それと、アンティーククロスを使った収穫祭のエプロンスカート、
美しい端切れをいろいろ組み合わせたジレやバッグなど
一つ一つを眺めてあれこれ考えて、緊張しながら心を込めて仕立ててゆく時間は、
今回もとても楽しくよいひとときでした。
年末に向けて、また少しずつアンティーク材料を集めて作品に仕立てていこうと思っています。
お迎えを待つお洋服まだHPにございます。ご覧いただけましたら幸いです。
writer ライター

LM
モード評論、アパレルMDを経て独立。
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/