旧遠山家住宅

Granscape 大石剛正|2025年5月20日

知り合いの造園会社の社長の依頼で、埼玉のお庭の改修の現地調査に行った際、
隣に気になる森が。

松が綺麗に手入れされているところをみると、
これは大変立派なお屋敷に違いないと、門をくぐったら、
本当に素敵な空間でした。

家主の遠山さんは日興証券の生みの親という方で、
没落した家の再興とその母親の安住の地として建てたとのこと。

素材も意匠も、凝りに凝った家は大きいものの、
それぞれの部屋のしつらいは素晴らしく、完璧に計算された意匠は見ていても全く飽きません。
また、そこから見る景色は自然の景色を凝縮したような日本庭園の真髄を見ているようでした。

没落し、兜町に丁稚に出された後、故郷に錦を飾った遠山さん。
遠山さんのお母さんに対する愛情をひしひしと感じる、隠れた宝石のような遠山記念館でありました。

writer ライター

Granscape 大石剛正

Granscape 大石剛正

佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。

Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
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Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。

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