こんとアキならぬ、ジィジとサクラ

多羅尾 伴内|2025年5月14日

久しぶりに、5歳の孫娘が植物図鑑を持って遊びに来た。
天気がいいと孫と町内散歩をしながら、公園に行くのが、私の楽しみのひとつだ。

いつもの団地内コースから外れて、外周の農道コースを歩いて、
私がトレーニングしているグラウンドまでの、彼女にとって初めてのコースだ。
農道を歩き始めると、すぐに図鑑の花々達が顔を出す。

あ、シロツメグサだ、ハハコグサだと賑やかになる。
春の草花の色は優しい、ネジバナもスーッと伸びて、風に身体を任せている。
でも、一番のお気に入りは、オオバコでの草相撲だったようだ。
沢山持ち帰って、バァバに細い茎を渡して、勝つのが嬉しそうだった。

散策のご褒美は遊具が豊富にあるグラウンドの公園。
たっぷりと汗をかいて、帰りの2キロを歩いていると、
今年初めての、干支のあの方に出会いましたよ。

ヤマトイワナのような可愛い顔で、黄金色のヘビさん。
私はあまり好きな部類ではないのですが、そこは孫の手前、毅然と。
毎年一度は出会う彼らですが、こんなに美しく、気品があり、優雅な方とは初めてかも。
孫も真剣な眼差しで見入ってた。
きっといい事ありそうな、そんな予感がするご近所散策でした。

さてさて、孫に報告しなければ、来るたびに、水をあげてるイチゴが赤くなってきたよぉ。

writer ライター

多羅尾 伴内

多羅尾 伴内

酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて
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多羅尾 伴内
酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて
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